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AKB48大島優子さんの紅白歌合戦での卒業発表に思うこと

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豆腐屋の二代目である父親が廃業し苦労した経験から、事業を継続することの難しさを実感。苦しさを打ち明けられない社長の心の内に関心を抱くようになる。 会計事務所・東証プライム上場(旧東証一部上場)のM&A専門会社を経て、勇退を志す経営者を応援するサイト「社長勇退ドットコム」管理人を務める。一方で、メルマガ、ブログ、YouTubeなど幅広く情報発信。熱血M&Aアドバイザーが主人公の漫画「ロマンとソロバン」は、集英社の第15回「グランドジャンプ漫画賞」の佳作を受賞している。 ☞ 詳しくはこちらから

遅ればせながら、あけましておめでとうございます! 年末はいかがおすごしでしたでしょうか。2013年大晦日の第64回紅白歌合戦は、過去10年間で最高の視聴率44.5%(後半)だったそうです。いつもは、ダウンタウンの”笑ってはいけない”派な私ですが、今年の大晦日は違いました。

地球防衛軍がバスで移動し、ココリコの遠藤さんのご家族!?が登場した後、CMで一度チャンネルを紅白に変えたら、結局ゆく年くる年まで、つけっぱなしでした(笑)。綾瀬はるかさんの緊張感のある司会から、目が離せなかったというのが一つの理由です。もう一つの理由が、”AKB48の大島優子さんの卒業発表”です。

さて、今回は「紅白歌合戦」を見ていて、感じたことをお話しさせて頂きます。

ここまでやるか!AKB商法の衝撃

インパクト

筆者自身、AKB48の熱烈なファンではありません。でも、人々(一部の人?)を熱狂させるAKB商法にはとても興味があります。総選挙を行なったり、CDを何枚も買う人が表れたり、終いの果てには、じゃんけん大会で高視聴率をマークしてしまう。秋元康さんのその手法は、ホント目を見張るものがあります。いろいろな見方があると思いますが、それはそれで素晴らしいことだと思っています。

それにしても、この大晦日の発表は大きな衝撃でした。「やりおったな!」というのが、筆者の正直な感想です。とにかく、この発表が一定の人々の関心を魅きつけたことは、まぎれもない事実です。元旦から様々なメディアで、このニュースが取り上げられていました。「サブちゃんの紅白引退に水を差した」「空気が読めない」など、どちらかというと、マイナスな意見が多かったような気がします。

 では、引退プロモーションとして成功だったのか?

マイクを置く

話題をさらったという意味では、この発表は成功だったかもしれません。出来レースだったのか、サプライズ発表だったのか、真実は私にはわかりません。北島三郎さんが激怒したという話も聞きませんし、NHKの視聴率も過去最高でした。おそらく結果オーライだったかもしれません。しかし、当の本人 大島優子さんは、この発表の仕方に満足していたのでしょうか?常日頃、社長の勇退をアドバイスしている立場としては、この点がとても気にかかりました。

ファンとしての心理

熱狂

ファンの立場からすると、いささか見方が変わってきます。大島優子さんを押しメンとするファンからすれば、じっくりと卒業を受け入れたかったに違いありません。悲しむための時間も欲しかったことでしょう。コアなファンでしたら、他のメンバーの表情を観察したかったことでしょう。しかし、当然のことですが、紅白歌合戦の現場では、それを受け入れる体制は整っていません。多くの歌手がスタンバイしています。何より生放送という枠の中では、引退発表の余韻の時間を作り出すことはできません。いかに、国民的アイドルAKB48といえども、尺は決まっています。当然ですが、例外は許されないのです。

 結果は変えられないから、捉え方を変える!

紅白歌合戦という大舞台で卒業発表した場合、予定外の時間を割けません。それでも、大島優子さんは紅白での発表を選択しました。コアなファンよりもミーハーファンを取ったと見られかねません。私の想像ですが、その算段はゼロではないでしょう。実際のところ、思った以上にマイナスな意見が多かったので、どうしたものかと頭を悩ませていると思います。これは、おそらく大島優子さんが望んだ結果ではありません。秋元康さんや事務所が決めた方針に、従わざるをえなかったのかもしれません。でも、ファンの立場で考えると、今さら下手な言い訳は聞きたくないはずです。”覆水盆に返らず”。起こってしまったことを、くよくよと考えても仕方ないかもしれませんね。

筆者のひとりごと

結果として、大きな損害が出ていないので、これは、ラッキーだった思います。アイドルですから一生懸命活躍することで、ファンサービスするしかありません。ピンチはチャンスです。絶対的センター前田敦子さんの名言に見習って、潔くチームを前面に押し出すのも一つの手だと思います。商魂たくましいAKB48のセンターをつとめたほどのお人です。ローテーション激しい女優業の世界でも、きっと居場所をみつけるに違いありません。

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