ブログ

【フェイスブック】買収提案を拒み続けたザッカーバーグ

The following two tabs change content below.
豆腐屋の二代目である父親が廃業し苦労した経験から、事業を継続することの難しさを実感。苦しさを打ち明けられない社長の心の内に関心を抱くようになる。 会計事務所・M&A専門会社(東証1部上場)・コンサル会社を経て、「社長勇退ドットコム」管理人を務める。メルマガ、ブログ、YouTubeと幅広く情報発信し、巷では「勇退マニア」と呼ばれているとかいないとか…。「答えは、社長の心の中にある」がモットーで、社長の”おもい”に耳を傾け、会社の”成長”と”発展”のため、勇退のサポートに真摯に取り組んでいる。 ☞ 詳しくはこちらから

今や、ビジネスや就活でも欠かせなくなっているFacebook。これほどの巨大企業に成長しても、CEOのザッカーバーグさんは、とても質素な生活を送っている人物としても知られています。

服装はいつもジーンズとパーカー。結婚後に購入した邸宅も地味で、会社にも自転車で通っているそうです。ビリオネアにはなった後も、このような生活を送っているザッカーバーグさんに目が離せません。

さて、今回はザッカーバーグの変わらなすぎるそのスタンスを探っていきたいと思います。

この記事は、こんな人におすすめです!
  • マーク・ザッカーバーグさんやフェイスブックに興味がある人
  • 買収提案を持ちかけられている人
  • 壮大な計画を考えている人

Facebookの成り立ち

https://www.youtube.com/watch?v=88inOjgMxRo

Facebookの成り立ちは、映画にもなっているので、ご存じの方も多いと思います。映画「ソーシャル・ネットワーク」では、1人の天才が起業の過程において、何を失い、何を手に入れたかを見事に描いています。この映画、ビジネスマンは必見です。

【あらすじ】

2003年の秋。ハーバード大学の学生にして天才プログラマーのマーク・ザッカーバーグは、恋人にフラれた腹いせに学内のデータベースをハッキングして、女子学生たちの顔写真を使った人気投票サイトを作ってしまった。そんな彼の技術に目を付けたエリート学生が、学内交流を目的としたサイトの作成を依頼。しかしマークは、親友のエドゥアルドを誘って、ハーバードの学生を対象としたソーシャル・ネットワークのサイトを立ち上げる。するとそれは瞬く間に登録者を増やし、急速に拡大していくのだったが。いまなお急成長を続けている巨大帝国の裏側と真実に迫る話題作!

監督は、あの「セブン」や「ファイト・クラブ」のデヴィッド・フィンチャー。単純なサクセスストーリーにしないところが、フィンチャー監督らしいところです。

ソーシャル・ネットワーク [Blu-ray]セブン [Blu-ray]ファイト・クラブ [Blu-ray]

映画の中では、散々な描かれっぷりでしたが、ザッカーバーグさんには一つの揺るぎない信念がありました。

数々の買収提案を断り続けたマーク・ザッカーバーグ

マイクロソフトからの買収提案

microsoft

19歳の時、音楽再生用のフリーソフト「Synapse Media Player」を開発します。このソフトは人工知能が搭載されており、ユーザーが好んで聴く曲を学び、選曲するというものでした。当時としては画期的で、マイクロソフト社やAOLから早くも買収提案を受けています。しかし、ザッカーバーグさんはこの提案を呆気なく断ります。

「金儲けのために作ったわけではない」

そして、ハーバード大学への進学を選択します。

MTVからの買収提案

mtv

2004年にハーバード大学の学生寮から始まったfacebookは、瞬く間に全米に広がり、サービス開始から1か月でユーザー数1万人を突破します。翌年の秋には、MTV(世界最大のミュージック・チャネル)の社長マイケル・ウルフさんから買収の話を持ちかけられます。ウルフさんの誘惑に対するザッカーバーグさんの返答はこうでした。

「僕はお金はいらないんです。それより、これ(facebook)に勝るアイデアは、この先二度と思いつかないと思うから・・・」

この一言のもとに、ウルフさんの誘惑をあっさり却下してしまうのです。

バイアコムからの75億円の買収提案

viacom

そんな未来ある企業を、投資家やライバル企業が放っておくはずはありません。創業のわずか1年後に、はやくも米メディアグループ、バイアコムから買収提案されています。その額、なんと7,500万ドル!(日本円にすると75億円!)

75億円もあったら、一生遊んで暮らせます。ところが、ザッカーバーグさんは、首を縦に振りません。

「Facebookをよりよいものにして世界を変えたい」

このように考えたザッカーバーグさんは、この提案をきっぱりと断ってしまうのです。

Yahoo!からの1,000億円の買収提案

Yahoo!

しかし、そんなザッカーバーグのもとに、翌年、またも買収の話が舞い込みます。

今度のお相手はYahoo!です。いわずと知れた検索サイトの大手です。ちなみに、この頃のYahoo!は超イケイケでした。ちょうど、Flickrをはじめ、いくつものネット企業を買収していた時期です。

それにしても、Facebookへの提示額は桁違いです。その額、なんと10億ドル!(日本円にして1,000億円)

さすがのザッカーバーグさんも、頭を悩ませました。というのも、他の取締役や投資家の心をもってかれてしまったからです。なんせ、売れば投資額の10倍以上の金額が手に入ります。Yahoo!はそんな提案を二回も行い、揺さぶりをかけてきます。なかなかエッジのきいたニクい攻撃です。

追い詰められたザッカーバーグは、ここで一つの決断を下します。

「新サービス、オープン登録のユーザーの伸びが思ったほどでなければ僕達がほしいのは10億ドルの方かもしれない」

オープン登録の結果は、吉。1日のユーザー数の伸びがサービス開始前の2倍以上に増えたのです。この劇的な結果をきっかけに、社内の空気は一変。ついに、買収の話は消えてなくなります。

フェイスブック念願の株式上場

Facebook_IPO

そして2012年、9億人のユーザーを獲得したFacebookは、念願の株式上場を果たします。初値をもとに算出した時価総額は約1,150億ドル(約9兆1千億円)。この時の時価総額は、Yahoo!が提示した買収金額の10億ドルをはるかに超えていました。

ちなみに、IPO(新規株式公開)を迎えた2012年5月17日、ザッカーバーグさんは、新世代のエンジニアを発掘するイベント「ハッカソン」を社内で開催していたそうです。根っからの仕事人間ですね。

ザッカーバーグさんの心境は、ニューヨーク・タイムズに語ったこの言葉に集約されています。

「僕らはお金を稼ぐためにサービスを作っているわけじゃない。もっとより良いサービスを提供するために働いているんだ」

筆者のひとりごと

ザッカーバーグさんを突き動かしているのは、「お金持ちになってやる!」という野望ではありません。「世界をよりオープンで、皆がつながり合える場所にする」という強いおもいのようです。このように壮大なビジョンの前では、お金は意味を失うのかもしれません。

次は、「ペイパルマフィアのボス ピーター・ティールが語る独占のすすめ」をご覧下さいませ(๑˃̵ᴗ˂̵)و テヘペロ

【告知】『ロマンとソロバン』がマンガになりました

勇退マニアでマンガ大好きなイソムラタカシが、たぶん世界初、マンガで勇退が分かる『ロマンとソロバン』を制作しました。
ぜひ、ダウンロードしてご覧くださいませ!!

マンガ『ロマンとソロバン』のダウンロードはコチラから
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 【ソフトバンク】孫正義の先見力
  2. 【スターバックス】ハワード・シュルツが追求した第三の場所
  3. 【独占】ソフトバンクがロボットペッパーくんで目論むプラットホーム…
  4. 【タカラ創業者】「おもちゃの王様」佐藤安太の人生ゲーム
  5. 【ダイソー】矢野博丈社長を成功に導いたネガティブすぎる経営哲学
  6. 【コインチェック騒動】仮想通貨ネムを流出させたハッキング事件
  7. 【アップル】ディズニーにピクサーを買収させたスティーブ・ジョブズ…
  8. 【アップル】CEOに返り咲いたスティーブ・ジョブズ不屈の精神
マンガ『ロマンとソロバン』のダウンロードはコチラから

Twitterでフォロー

最近の記事

マンガ『ロマンとソロバン』のダウンロードはコチラから
PAGE TOP
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.