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どうせアメリカ出張するならば、NBA観戦くらいはしておきたいところです。とは言っても、「どうやってチケットを取れば良いのかわからない」という方も多いのではないかと思います。筆者もその一人でした。
さて今回は、事業承継とは全く関係ありませんが、筆者もドキマギしたNBAチケットの取得方法(オラクルアリーナ編)について、お伝えしたいと思います。
サンフランシスコ出発の前日、「当然、NBAは見てくるんでしょ。」と同僚に言われ、ドキッとしました。「公私混同」を公言してはばからない筆者が、せっかくアメリカに行くのに、何も考えていない・・・。そんな自分が、とても恥ずかしくなりました。
早速、最寄りのチームを調べたところ、あのゴールデン・ステイト・ウォリアーズのホーム、オラクルアリーナが、電車で約20分のところにあることが発覚しました。こりゃもう、行くっきゃないでしょ状態です。
ゴールデン・ステイト・ウォリアーズと言えば、2015 NBAファイナルで優勝を飾ったチームです。残念ながら、昨年の2016年は、第4戦終了時点で3勝1敗とシリーズを優位に進めていながらも、 怒涛の三連敗を喫し、キャバリアーズに王者の座を奪われ、連覇達成とはなりませんでした。とは言え、今一番人気のあるチームが、ウォリアーズであることには間違いありません。
ウォリアーズは、昨年2015-16シーズンに、82試合目で73勝9敗(勝率89.0%)という前人未到の大記録をたたき出しました。これは、1995-96シーズンにシカゴ・ブルズがマークした歴代最高勝率72勝10敗(勝率87.8%)を上回る記録です。
1995-96シーズンのシカゴ・ブルズって言ったら、”バスケの神様”マイケル・ジョーダンが野球からバスケに復帰したあのシーズンです。二回目の3ピートの始まりのシーズン。ジョーダン・ピッペン・ロッドマンというスター選手をそろえていたあの伝説のチームよりも高い勝率を、ウォリアーズは叩き出したのです。しかも、ヘッドコーチは20年前にブルズの一員として記録達成の瞬間を経験したスティーブ・カーです。
昨年のファイナル全7試合をテレビの前で噛り付いて見ていた筆者としては、ぜひとも生でお目にしたいチームがウォリアーズなのであります。
https://www.youtube.com/watch?v=5zwBe3wn36A
今年、ニューオーリンズで行われたNBAオールスター2017には、ウォリアーズからなんと4人も選出されています。もちろん最多選出です。選手層が厚いといわれるウォリアーズですが、取り敢えず、この4人だけでもご紹介させて頂きたいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=vMvYH2AZmSI
歴代最強とも言われるスリーポイントシューター。敵のディフェンスをスルリと交わすその巧みなテクニックは、天晴の一言です。ディフェンスがあろうが、距離が遠かろうが、カリーにとっては関係ありません。身長は一見低そうに見えますが、これでも191cmあります。ちなみに、お父さんは元NBA選手のデル・カリーで、3ポイントシュートの名手として有名です。さらに弟のセス・カリーもウォリアーズでNBAデビューしています。
https://www.youtube.com/watch?v=_HTQ-6i-42U
ウォリアーズの二枚看板といえば、カリーとトンプソンです。この二人はとにかく得点能力が高いので、見ていて安心感があります。ただ、爆発力という点では、トンプソンに分があるのではないでしょうか。なんせ、昨年12月には一試合で60得点という数字を残しています。
この二人の正確無比な3ポイントは、まるで水面にボールが落ちた時に水しぶきが上がるようにゴールのネットが跳ね上がるので、スプラッシュ・ブラザーズというニックネームがついています。
https://www.youtube.com/watch?v=TVIWX4zcS-g
決して派手ではないが、陰ながらチームを支えるのがグリーンです。ポジションは違いますが、スラムダンクのゴリを彷彿させるプレイスタイルです。昨年のファイナルで逆転負けを喰らったのも、グリーンが途中退場になったからなのだと、筆者は個人的に思っています。ちなみに、今年に入って、史上初の得点を含まないトリプルダブルを達成しています。下半身の話題でも世間を騒がす、お茶目な一面もあります。
https://www.youtube.com/watch?v=nMYbo8HWJK0
ケビン・デュラントといえば、爆発的な得点力です。スコアラーなんだけど、見た目は華があるタイプではありません。どちらかというと技工派といったかんじ。チームメイトのMr.トリプルダブルことウェストブルックが欠場した時に見せる姿は、まさに死神そのもの。相手チームにとっては、脅威です。ちなみに、死神というニックネームは、本人的にはお気に召してないそうです。今期サンダーからウォリアーズに電撃移籍したのですが、今は怪我のため欠場しています。
カリー、トンプソン、グリーンだけでも凄いチームなのに、新たにケビン・デュラントが加わったウォリアーズ。鬼に金棒というか、金持ちが宝くじに当選したようなものです。NBA最多勝記録73勝という歴史的な快挙を成し遂げたウォリアーズに、さらに得点力が加わってしまったのです。こんな凄いチーム、ぜひとも生で見たくなっちゃいますね。
<BART: Montgomery St.→Coliseum/Oakland Airport>
・最 寄 駅 : Coliseum
・所要時間: 約20分
・料 金: 3.55ドル
ガイドさんの話によると、オークランドは観光都市ではないので、無理に会場の近くに泊まるよりは、サンフランシスコを拠点にするのが正解だそうです。サンフランシスコからは、もっとも便利なのが、BART(バート)で行く方法です。フリーモント方面行きに乗って、最寄の駅Coliseum/Oakland Airport(コロシアム/オークランド・エアポート)で降ります。青色の服を着た人がたくさん降りていくので、乗り過ごすことはないと思います。
切符の買い方は、日本と違ってわかりづらかったです。金額をプラスマイナスして、調整する必要があるからです。意外と難しいので、現地の人に聞きながら、購入することをおススメします。親切に教えてくれると思いますよ。
BART(バート)で電車の往復切符を買ってビックリしたのが、トンプソンの絵柄があったことです。他の選手のものがあるかどうかは、定かではありません。記念に持ち帰りたかったのですが、改札口に吸い込まれたのは、残念でした。゚(PД`q*)゚。 ウワァァ―ン;(奇跡的に写真を撮っといて、良かったです。)
筆者がチケットを取得したのは、前日のことです。結果として取得できたらから良かったのですが、できればもっと早く準備しておくのが望ましいと思います。最初に電話したのが、アメリカンスポーツ観戦ツアーです。
残念ながら、前日ということもあり、チケット獲得はなりませんでしたが、いろいろとタメになる情報を教えてもらいました。ウォリアーズ戦は全米で一番人気が高いため、アリーナ席で10万円、1階席2階席でも5万円ほどかかるとのこと。日本のBリーグは安い席だと2,000円で見れるのに・・・。と思いながらも、”思い出は、プライスレス”と心に言い聞かして、次の可能性を探る。そして、見つけたのが個人売買のサイト、viagogo(ビアゴーゴー)です。
使ったことがないサイトなので不安でしたが、価格が17,000円ということもあり、騙されたもんだと思って、購入ボタンをポチっ。5分も経たないうちにバックス戦の電子チケットがメールで送られてきて、手続きは無事完了。意外とあっけないものでした。当日、念のためにプリントアウトした電子チケットを持ってオラクルアリーナに行くと、普通にゲートを通過することができました。
購入した席は二階席だったので、選手は豆粒ほどの大きさでしたが、実際にカリーやトンプソンを生で見れたのは、大感動でした。(デュラントは残念ながら欠場)あの会場の熱気の中、プレイをみれば盛り上がること間違いなしです。もし、アメリカに行く機会があるのなら、本場のNBAを堪能してみるのも良いと思います。特に、今のウォリアーズはおススメです。
今回は、一人で見に行った筆者ですが、興奮のあまり隣のおじさんと思わずハイタッチ。「カリー、カリー、カリー」と見知らぬおじさんとステップを踏む、かなりカオスな状態です(笑)。そんなことが普通にできてしまうほど、会場は異様な熱気に包まれていたのです。さすが、オラクルアリーナです。何度かBリーグに行ってますが、日本ではこんなことはまずないです。恥ずかしげもなくみんなと盛り上がれる雰囲気は、異国にいることを忘れさせてくれました。発足してまだ1年目のBリーグ。この熱狂こそが、定着のカギになるのではと思いました。
今、オラクルアリーナは湾をまたいだオークランドにありますが、二年後の2018-19シーズン開幕には、ミッションベイエリアにスタジアムを移転する計画が進められています。名前も、ゴールデンステイト・ウォリアーズから“サンフランシスコ・ウォリアーズ”に変わるそうです。そうなると、会場へのアクセスは、もっと便利になりそうです。
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